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内容もまったくありません。
頭の痛くなるような、どシリアスばかり考えたり書いたりしてると、たまに頭のネジがどこかに飛んで行ってしまうようです。
冗談の通じるお方だけ、どうそ。
朝ですよ、起きてください。
ベットの中で今だ夢現なのは、私のご主人愛しの刹那・F・セイエイさま。
艶のある黒髪の癖毛が、寝癖で更にやんちゃな子供のよう。
大きく伸びを一つすると、彼はゴシゴシと目をこすりながら起き上がり、視線はただ一点、目覚まし時計へと向かいます。
一度止めてから二度寝をしたものの、まだなんとか登校には間に合う時間。
だから、今、さあ、今すぐに! 起きましょう!!
「今日は、月曜日か...」
危うく再びシーツの海へ沈みかけた身体は、ふと何かを思い出して、目が覚めたようでした。
そう、今日は月曜日。
登校したらまず全校朝礼があり、加えて本日付で、教育実習生もやって来るというお話です。
どこか淡々と冷めた刹那さまも、一応学校では優等生。
本日の時間割は、バッチリですか?
忘れ物はありませんか?
風紀検査に備えて、身だしなみも持ち物もぬかりはありませんね?
間違っても、ガンプラなんかを鞄に忍ばせて所持したりしてはいけませんよ。
銃も駄目です。
私の武装も本当は禁止ですのに....。
まあ、コレは必要ですから。あとで分かる事ですが。
ゆるゆるとした動作で制服に着替え、上着とバックを抱え、朝食の待つ台所へと彼は消えて行きます。
お支度の間に、一応、自己紹介らしきものを。
私の名前は、ガンダム・エクシア。刹那さまにお仕えするモビルスーツです。
私達モビルスーツの役目は、ご主人さまの足となり学校までお供をする事、もちろん下校も外出も一緒。
この世界での一番身近で有効な交通手段です。
(ちゃんと普通に、道を歩いてる方もいらっしゃるんですが、それはさておき)
毎日の授業中は、用意された専用の格納庫でまったり。
ガンダムは他のモビルスーツと違って、待遇がいいんです。
それもそのはず。私達は活動のためのエネルギー元の補給を必要としませんから、その分他の事にお金をかけられます。
まあ、フカフカのカウチでガウンを羽織り、サイドテーブルには冷えたワインとフルーツが、というわけにはまいりませんけど。
私はこう見えても、学園一強く、まだ誰にも破られていない記録を自ら更新し続ける優秀なモビルスーツ。
え、モビルスーツって、乗り物でしょ?、なんて野暮はこの際言いっこなし。
だって大事なご主人さまのお身の安全をお守りするのもお役目の一つですから、当然、敵意を向けられた相手には立ち向かいます。
その...私のご主人さま刹那さまは...何故か、いわれの無い因縁や一方的な敵対心で敵をおつくりになる事がしばしば。
先週も、何時も無様に負け記録を更新し続ける、コーラサワー体育教諭のイナクトくんを圧倒し、姑息な変形技を使う二重人格の私と同じガンダムのキュリオスくんと引き分け、普段は愚鈍で重量級な力技男のくせに、脱ぐと行き成り身軽で髪の毛ひらひらな乙女に変身しちゃう双子のガンダム、バーチェくんとナドレちゃんに喧嘩を売られたのでした。
今度こそは決着を、と啖呵を切っておりましたっけ。
はて、今日はどんな一日でしょうか。
「行くぞ、エクシア」
はあ~い。
そろそろ、我がご主人さまの身支度が整ったようです。
では、参りましょう。
我等が、「ソレスタル学園」へ、いざ!
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基本はロックオン×ティエリア、甘くはないです。
更新はマイペース。気長にのんびり、大きなお心でお付き合い頂けると嬉しいです。